目黒越子さんから学ぶお気に入りを持つことで生まれる心地よい日々

インタビュー

2024.3.15

今回のZOOM JOURNALでは引き続きBEAMSプレスの目黒越子さんにインタビュー日々の暮らしの中でお気に入りを取り入れることの大切さについてお話を伺いました。

―――普段どんなときにどんな文房具を使いますか?

職場ではダントツでペンを使うことが多いです文章の校正やお客様へのギフトに一筆添えるときなどに使います選ぶときに重視するのはデザイン性どうしてもシンプルなものが好きなのでペンもすっきりした大人っぽいものに目がいきますねZOOMシリーズはまさに今の私の好みにフィットしたデザインです
また全カラーのグラデーションもすごく繊細でこだわりを感じます日本の四季や自然といった不変の美しさをテーマにしていると伺いましたが私もアースカラーに目がないですしスタイルをつくるときに季節感を大切にしてるのですごく親和性を感じました。

―――C1のノック部分やL1の絶妙な透明感など見た目や使用感に少しだけ抱く心地よい“違和感”ZOOMではそれをデザインの抜け感と表現していますファッションでも抜け感は大切なキーワードですが目黒さんはこの言葉をどう捉えていますか?

抜け感を言語化するのは難しいのですが……ある種のだと思っていますファッションで言うなら肌の見せ具合や素材感あとはディティールにひとさじの工夫があったりすること首の詰まったトップスを着るなら手首か足首を出してみたり地厚な生地にサテンやシアー感のある華奢な生地を合わせたり王道のコーディネートにちょっと外したデザインのアクセサリーを合わせたりさりげないをつくることでスタイルがグッとこなれてその人らしさが垣間見えるように思います

ZOOMの抜け感ファッションのそれと共通する部分があるように感じました例えばL2のノック部分がさりげなく円錐型になっているのもデザインのだと思うし作り手の方のこだわりが詰まった部分ですよねそういうところに物としての魅力をすごく感じます文房具とファッションの抜け感という視点の共通点は新しい発見でした。

―――ズバリZOOMシリーズのなかでお気に入りは?

ZOOM L2のsumireカラーが好きです! フォルムが手に馴染みますし華奢なデザインで私まで華奢に見せてくれそう愛らしいでも芯の強そうな色合いも魅力的ですsumireという言葉自体にも惹かれるものがありますよね
自分用にはもちろん誰かへのギフトとしてもZOOMは喜ばれると思いますお話した通りアパレルの職場ではペンの需要が結構あるので仕事関係の人へのちょっとした贈り物に丁度いいあるいは家族の節目のお祝いなどにもいいかもしれません名前やメッセージを入れられるのでその人のイニシャルや大切にしている言葉をペンに刻印して送るのもステキだと思います。

―――文房具をはじめとしてライフスタイルにお気に入りを取り入れることの大切さとは?

好きなものこだわりのあるものが周りにあることってひとつの豊かさだと思うんです気持ちが落ち着くし心地いいしネガティブな思考になりづらい洋服もそうですし文房具やインテリアもブームはあるけれど好きなものに長く寄り添えるような日々を過ごしていきたいと感じています
例えばひとつ好きなペンを買ったらきっとそのペンを収納するケースが欲しくなると思います今まではバッグに裸で放り込んでいたけれど丁寧に使いたいなという気持ちが自然に湧いてくる当然定期的にお手入れをするようにもなってその時間そのものが豊かだと感じますお気に入りをひとつ取り入れることでこうしたいい連鎖が生まれライフスタイルがいっそう心地よいものになるのではないでしょうか。

目黒さんステキなお話をありがとうございました 本記事で紹介されたZOOM L1ZOOM L2sumireは全国の取扱店舗にて数量限定で発売中です。

Direction:MOSH books
Writer:荒井奈央
Photo:片岡 祥

目黒越子
1983年生まれ2005年デミルクス ビームス 新宿スタッフとして入社ショップスタッフ時代にはベスト販売員名誉表彰者に選出スーパーバイザーを経て2020年よりプレスにInstagramはフォロワー6.8万人自身が制作に関わるコレクションや着用アイテムへの反響も大休日は大好きなワインと共に葉山でのライフスタイルを愉しむ2023年には初の著書となるMeguro’s SIMPLE STYLE MEMOを出版
Instagram@meguro_etsuko